
TRIO(KENWOOD) のソリッドステート化した(ファイナル・ドライバは真空管でしたが)HF送信機のSSB変調部です。Blogの負帰還のはなしで紹介したような2石の直結アンプで音声信号を増幅します。この前に1石のマイクアンプがあり、MIC Gainボリュームを経て音声が入力されます。LOCAL発振は水晶発振器+バッファで CW,USB,LSB で切り替えた周波数が入力されます。変調器がゲルマニウムダイオード(1N60)のリングダイオード変調器で 音声信号をLOCAL信号でスイッチングしてDSB変調します。音声入力部分はスイッチがあって、SSBではこの回路ですが、AMとCWではキャリアレベルボリュームに繋がりDCが加えられます。AMの変調はこの部分でなく後段のIFアンプのゲインを変えることによって実眼されています。