ICOM IC750A の変調ユニットの回路図です。
NEC の µPC1037H という平衡変調用のICを使ってDSBの変調をかけ、後のフィルタにて片方のみ通過させ、SSBとして出力しています。フィルタ周りにはフィルタ切り替えのダイオードスイッチ等の回路がありましたが、回路簡略化のため省きました。 変調信号とローカル信号のそれぞれの入力にボリューム(半固定抵抗)をつけてDCオフセットを調整してキャリアサプレッションを調整しているものと考えられます。マイクアンプにも2つのトランジスターの間に、ACのみ通過する様ボリュームをもうけて、ゲインの調整をしています。