
ICOM が 1987年に発売した普及価格帯ゼネラルカバレッジ機の受信高周波部です。
アンテナから来た信号はATTやフィルタを通過した後この高周波部に入ります。高周波増腹部はダイオードスイッチでアンプとスルーの2つに切り替えることが出来、混変調などの対策に有利と思えます。またミキサーに繋がるラインにはローパスフィルタが形成され、主としてローカル信号の漏れやFM・テレビ信号の影響を除去しているものと思われます。デバイスは2SK125と比較的安価な普通の接合型FETを使っていますが、高周波増幅断では2個のFETを並列にしてノイズフィギヤの向上を狙っています 高IP化と広帯域化をねらっています。*コメントで指摘頂き、修正しました。