YAESU FT101Z のVFOユニット回路です。FT101Bでは 8.7〜9.2MHz だったVFOの構成をスタンダード?な 5〜5.5MHz として、ベース接地の発振回路を採用しています。このVFOと水晶の局部発振回路をミックスしてローカルとしています。PLLを採用していないためスプリアス対策でしょうか、出力にLPFを設けています。使っているトランジスタも当時普及している 2SC372 や 2SK19 など、コストダウンと共に性能の安定したものをうまく選択していたようです。