YAESUが1970年に発売したトランシーバーFT101の後継で、1973年に発売された FT101BのVFO回路です。2SK19という当時ポピュラーなFETを使ったクラップ発振回路です。本機はPLLなど使用せずに2連のバリコン(可変コンデンサ)のみで周波数合わせをするため、コイルはGND側には配置していません。記載されている容量から考えて、コイルはかなり小さいインダクタンスであったと考えられます。バリキャップはロックのためでなく周波数微調のために使われています。