HEX calc pro サポート

SUDOTECK はiOS アプリ HEX calc pro をリリースしました
このアプリはエンジニア向けの16進と浮動小数点を混在して入力出来る計算機です .
Version 1.00

高機能な 16進電卓や科学計算電卓はありますが、いちいちモードを切り替えなければならず、
最大の問題は16進数と小数点値を同時に使用出来ないことです。

 例えば 12Bit A/D コンバーターの最大値は 0x0FFF ですが、10数値では 4095 です。
5V が最大値のとき 1bit あたりの電圧は小数点計算で 5V ÷ 4096 = 0.00122 となり、
プログラムデバッグで読んだ値が 0x03FF だったときに、0x03FF = 1023 と計算して
1023を覚えておいてモードを 小数点計算に変えて、 0.00122 X 1023 = と計算します。

普通の計算機では[HEX] 5÷1000 では 0以下になり、0になったまま計算出来ません。
そこで uV 換算して [DEC]5000000 =[HEX] ....4C4B40
[HEX]4C4B40÷1000=....4C4
[hex]4C4 x 3FF =...130B3C -> [DEC]....1248060uV
と出ますが、 4C4 になった時点で小数点以下値が切り捨てられています。

本計算機ならば、
5÷[HEX]1000 X 3FF ....1.248779 と、答え一発です。

1) 基本入力は浮動小数点モードです( DEC モード).
2) DECモードでも入力結果や計算結果を自動的に16進表示します.
3) HEX インジケーターをタップすると 16進モードになります.
4) DEC インジケーターをタップすると 10進、浮動小数点モードになります.
5)計算の途中でも自由に16進数や浮動小数点値を入力出来ます。

詳細

1) 10 進数、小数点を入力する

DEC インジケーターをタップすると 10進、浮動小数点モードになります。
( [AC] ボタンの上の青い DEC の文字がある部分 )

このとき [A]から[F]までのボタンは使えなくなります。

数字ボタンを押すと、DEC インジケーターの上部 DEC 入力エリアに数値が入ると同時に HEX 部分にも計算されて表示されます。

ex1 ) [ 0 ] , [ . ] , [ 1 ] ,[ 5 ] と押すと0.15と表示

最初の[ 0 ] を省略して [ . ] , [ 1 ] ,[ 5 ] でも同じです。

この場合、整数部分が0なので HEX 値は 0が表示されています。

[ AC ] は入力、計算結果の全てをクリアします

[ C ] は入力をクリアします

2) 16進数を入力

HEX インジケーターをタップすると 16進入力モードになります。
( [D] ボタンの上のオレンジの HEX の文字がある部分 )

このとき [ . ]ボタンは使えなくなります。

ボタンを押すと、HEX インジケーターの上部 HEX 入力エリアに数値が入ると同時に DEC 部分にも計算されて表示されます。

ex2 ) [3 ] , [ F ] , [ F ] と押すと3FF と入力され、DEC部分に 1023 と表示されます。
この例は
ex1) の後 [ X ] ボタンを押して ex2 ) の入力をした状態で
一番上の小数点 0.150000 on Floating calclated display .

3) 結果表示
 

[ = ] ボタンを押すと3つの計算結果が表示されます。

1) 小数点値が一番上に白い文字で表示されます .

2) 10進数の整数値が DEC 入力エリアの上側に表示されます

3) 16進数の結果が HEX 入力エリアの上側に表示されます。

*この結果を次の計算に使いたい場合は、次の数値を入力する前に [ + ]、 [ - ] 、[ X ] 、 [ ÷ ] のボタンを先に押します。
計算される数値は小数点値を使って行いますので、DEC や HEX の値はあくまで結果の整数値の表示として使用ください。

 

4) インフォーメーション画面

 

Info ボタンを押すとインフォ画面になります。
このページはバージョンを表示します。

また、追加機能として HEX 入力に入れた数値を 2進数で表示します。

いちばん右下の右端が LSBで、左側、上側と MSB側になります。

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