仕様書は必ず作ろう・作ってもらおう
ご無沙汰です
最近、もうすぐ定年という人たちと仕事するようになって
結構困ったポイントがありました。
1)なんでも電話で片付けようとする。
彼らにとって、メールや仕様書を書くよりも、「手書きメモ」「電話確認」
が重要なのです。記録の残らない電話が大好き!
2) 仕様書は彼らの頭の中
「これは、決まっています」「あたりまえです」「そうなってます」
は、私の知らない当然の事項なのか....
3) 打ち合わせがようやくまとまった後、次の日電話がかかってきて
「よく考えてみると、ちがいますね?」...打ち合わせでは、考えてなかったのか!
4) 「こっちでやりますから、ちょっと教えてください」の打ち合わせのはずが
「ソフト変えるなんて、2〜3日でできるでしょ、やってください。」
5) 担当者Aが「確認しました、OKです」メールの後で
別の担当者Bメール 「これってできていないんじゃないですか?」
.....社内でまとめてよ!
やっぱり、ツーカーで分かりあえると思った相手でも、それはアナログ世代の強者
ちゃんと仕様書を取り交わして、承認もらうプロセスを省いてはいけませんね。
どちら側にも、事情があるし、会社組織の中でのつきあいです。
今回はけっこう勉強になりました。
仕様書の存在がまた見直されそうです
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コメント
う~ん、そういう方々は定年を迎える人というより、やりながら修正すりゃいいじゃん的な環境に居た方々なのでしょう。
そういう環境って結局は時間を浪費するし品質も上がらずコストも増えるというフィードバックが無かったかPDCAの概念がない可能性が大ですね。
いまどき珍しい体質かもしれません。
投稿: tom | 2018年8月31日 (金) 09時48分
tom さんこんにちは
そうですね。
「定年を迎える人たち」に失礼でした。
やはり1品ものを納入していると
「最終的に出先で修正すれば...」
という体質があるのかもしれません。
昔、出荷した製品の EPROM を500台近く
海外まで行って交換したことがありました。
投稿: SUDOTECK | 2018年8月31日 (金) 09時53分