EV・HEV展に行ってきました
今年初めての展示会は EV・HEV駆動システム技術展@東京ビッグサイトで14日から16日まで、インターネプコンジャパン・カーエレクトロニクス展と併設です。
今回は仕事先の関係で出展手伝いと、SRモーター(磁石を使わないモーター)駆動関連のデバイスや材料を見てきました。
レア・アースを使わないモーターなので、価格的メリットや、材料入手性に有利で増えている様ですが、振動の問題などまだ問題があるようです。実際にSiC-MOS-FET を一般販売しているのは Rohm ぐらいにようですが、やはり大型需要の車への搭載を狙った 1200V 120A なるモジュールを主力にするようです。RenesasのSRモーター駆動ユニットは IGBT駆動で、お客さんがアクセルを踏むと各相の電流が増える様子をオシロで表示デモしていましたが、展示されているモジュールは水冷のためのコネクタがついていました。やはり熱の問題はまだ重要のようです。
Linear さんはリチウムイオン電池の充電のバラツキを、個別放電だけでなく、その放電したエネルギーをトランスでスイッチングして、全体の充電に充てるという、なかなか手の込んだデモを展示していました。これからはEVといってもさらなるエコが求められているようです。
インターネプコンも見るとビッグサイトの東から西まで移動してちょっと大変な一日でしたが、ウェアラブル・デバイスの展示もありましたが、やはり車関係の方が景気が良いようですね。
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