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2014年12月17日 (水)

英語のはなし

英語のはなしとは

 やっぱり必要だけど、学生時代はなぜかあまり勉強しなかった英語についてです。
もちろん英会話は必要だけど、それ以前に海外製品のカタログを読むのに、けっこう英語力が必要なのです。ちょっと新しい ICや デバイスは、英語のカタログしか無くて、それも最大パワーや最大電流など、はっきりしたスペックならば表を見て大体判るのですが、細かい動作や、特にレジスタの設定方法などプログラムをしようと思ったときに、結構この英語が分からないのです。
 最近では優れた翻訳ソフトもあるし、私のこのBlogもけっこう海外の人がアクセスしていて、「どうして検索して読めるのだろう」と思って、流入経路をチェックすると、Web翻訳されたページがヒットするなんてことが結構ありました。
 それが、イラストや図は出来るだけ日本語を使わないようにしている理由でもあります。
時々おかしな翻訳が
ありますね。
以下は InfineonのSiC FET の紹介ですが...
20141217_165155
最初の特徴から謎ですね。
「通常デバイスがないのと同じに作動できるようにします。」
元の英文では
  • Direct Drive solution simplifies design in and enables normally-off behavior
    となっています。normally-off behavior を、ふつうに「ノーマリーオフ動作」でいいのに、確かにOFF時はデバイスが無いのと同じですが、混乱しますね。
    出だしも、「ダイレクトドライブソリューション」 とそのままのほうが、判りやすいのでは。。
    4項目めも、ちょっと判らない
  • Low power losses in reverse operation in combination with synchronous rectification
    となっていますが、どこが「後進動作」なのでしょう?同期整流にロスが少ないから有利なのは判りますが、謎です。

    大学でドイツ語も取りましたが、工学部なのにドイツ文学を習ってもしょうが無いと思いました。ドイツのサイエンス雑誌を翻訳したりしたらもうちょっとは面白かったのに...と思います。
    最近の学生はインターネットで生の英語や生の記事を読めるので、英語もその気になれば結構意欲を持って勉強できますよね。翻訳ソフトに頼らなくても...

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