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2014年10月15日 (水)

パレットアンプのはなし

パレットアンプとは

比較的小出力の高周波アンプで、ケースに入っていないで大きなヒートシンクもない状態のほとんど基板とシャーシだけのアンプ。
もちろん価格が安くて自由にケースに組み込めるし、作る方も量産効果があるので、けっこう作られているのかな?と思って検索してみると、たどり着いたのは FM放送帯のアンプでした。なぜか海外は 自由なFM放送って多いのでしょうか?
 基板の写真が大きく載っていたので、しげしげと眺めてみました。基板を構成するテクニックって見ていて楽しい物ですね。
750541658_971
これは 80W 出力のパレットアンプで、入力は1Wで 75MHzから 110MHzまで使えるそうです.価格は $199 なので、安いですね。
よく見るとトランジスタのエミッタ端子近くに3本足のトランジスタが寝かせているようで、熱結合でバイアス電圧の温度変化を補正するためでしょうか?
 出力の白い同軸はコイルでなく普通の伝送ラインのようですが、何かマッチングに関係しているのかは不明です。出力側には茶色の空芯コイルでローパスフィルターを作っているようですね。基板端の部分には方向性結合器がストリップラインで作られています。VSWRなどとあるので、モニターに使うようです。
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次のアンプはなんと1kW出力だそうです。入力3-5Wですが、価格は $1,064とちょっと値が張ります。プッシュプルのデバイスなので、透明な同軸線はトランスを構成しているようですね。最後の茶色の同軸線で平衡(プッシュプル)を 不平衡50Ω に変換します。パワーが大きいので太い線を使っていますね。ちょっと気になるのが、ゲートの太い茶色い線ですが、何かの補正でしょうか?基板はGNDのスルーホールが結構追加してあってネジも多くて、しっかりした作りです。デバイス周辺の穴は大きな放熱板に止めるための穴のようです。
 基板を見ると、開発者の苦労が解る時がありますね。全体的には奇麗な基板構成のものはやっぱり性能がいい場合が多いですね。昔は量産基板の隅にパターン上ちっちゃく自分のイニシャルを書いたりしたこともありました。

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コメント

上のアンプの D-Subコネクタと 電源コネクタの 下の部分は
抉ってあるのでしょうね。 つまらない事が気になります。


下の1kW出力の透明同軸ケーブルですが、特殊な 25オームを
使用しないで、50オームをパラにしているようですね。


ここ↓にもパレットアンプがあります。
http://crescendtech.com/commercial/pallets-modules

数年前はもっと種類があったのですが、スリム化したようです。

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