EPROMのはなし
EPROMのはなしとは
EPROMとは [erasable programmable read-only memory ]で電気的に、書き込みが出来る ROM のことです。最近は EEPROM[ Electrically Erasable Programmable Read-Only Memory ]が一般的で、よく使われる Flash メモリーと同様に電気的にも消せるタイプのメモリーが主流です。
しかしながら、20年前ぐらい前までは電気的に書けるけど、消すには紫外線消去機でないと消すことの出来ない UV-EPROM (上の写真)が主流でした。ガラス(石英?)の窓からメモリーチップが見えて半導体らしさがでています。
通常は 5V 電源で読み出せるのですが、書き込むには 12V ぐらいが必要で、昔はこのような EPROMをカード基板に数十個実装して大きなメモリーカードにしました。
27C256 は 256Kbit なので、1個で 32Kbyte 、20個実装してやっと 640KByte とフロッピー1枚分でした。当時はフラッシュメモリーがとても高価で入手性が悪いし、一般的でなかったので音声合成のアナウンスボードを作った際は、このEPROMカードを数枚使って全体で 30分ほどのアナウンス機をつくって納入しました。
お客さんが書き込めるようにと、4枚まとめて書き込める高速コピーマシンや、紫外線蛍光灯でカード消去機も作りました。
紫外線蛍光灯は光っていても判らないので、点灯実験をしている際についつい見つめてしまい、次の日に目が日焼けで腫れて目医者にいった覚えがあります。とにかく痛いんですよ目のやけどは...
今でもEPROMを使っている分野があるそうで、なんとパチンコの機械だそうです。物理的にソケットにして交換出来るし、確実に古いバージョンを回収出来るからかなぁ?
しかしながら、20年前ぐらい前までは電気的に書けるけど、消すには紫外線消去機でないと消すことの出来ない UV-EPROM (上の写真)が主流でした。ガラス(石英?)の窓からメモリーチップが見えて半導体らしさがでています。
通常は 5V 電源で読み出せるのですが、書き込むには 12V ぐらいが必要で、昔はこのような EPROMをカード基板に数十個実装して大きなメモリーカードにしました。
27C256 は 256Kbit なので、1個で 32Kbyte 、20個実装してやっと 640KByte とフロッピー1枚分でした。当時はフラッシュメモリーがとても高価で入手性が悪いし、一般的でなかったので音声合成のアナウンスボードを作った際は、このEPROMカードを数枚使って全体で 30分ほどのアナウンス機をつくって納入しました。
お客さんが書き込めるようにと、4枚まとめて書き込める高速コピーマシンや、紫外線蛍光灯でカード消去機も作りました。
紫外線蛍光灯は光っていても判らないので、点灯実験をしている際についつい見つめてしまい、次の日に目が日焼けで腫れて目医者にいった覚えがあります。とにかく痛いんですよ目のやけどは...
今でもEPROMを使っている分野があるそうで、なんとパチンコの機械だそうです。物理的にソケットにして交換出来るし、確実に古いバージョンを回収出来るからかなぁ?
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