ParallelsDisktop7 HDBench のはなし
ParallelsDisktop7 HDBench とは
MAC上で Windows を実行できる環境なのですが、Core2Duo のMACのころは「なんとか動く」程度で快適とは言えないものでした。しかしながら、最近 SSD を使ってファイルアクセスが高速になり、CPUも2コア4スレッドや4コア8スレッドのマシンでは結構快適に動くので、さてどのくらい早くなっているかを HDBENCH というソフトで速度を比較してみました。
まずは Windows マシン
仕事で使っている Lenovo X200 というノートブックで仕様は
Core2Duo P8700 @ 2.53GHz
2.96GB RAM
画面 1280 x 800
HDD FUJITSU MJA2250BH 240GB
Windows XP Proffesional です。
ノートブックなので特別なGPUは使っておらず、チップセット内蔵なので特に DirectDraw などは遅いですね。CPU性能は問題無く、FLOATも早い。メモリ Readは早いが Writeは遅い、
次に Mac mini 2011上の ParallelsDisktop7
Corei7 @2.7GHz 2コア4スレッド品
8GB RAM 1333MHz DDR3(Win 2GB)
画面 1280 x 800
SSD 256GB Crucial M4 series
Windows XP Mediacenter edition
仮想マシン上なのか、CPUのFloatがInteger の4%程度しかない?しかしながらGPUの効果もあってDirectDraw は XPノートの3倍近い。驚異的なのは HDD( SDD )の速さ。4倍以上早いので、起動やファイル更新には効果が絶大ではないかと思われます。ALLの性能では3倍以上高速とのこと。
最後に MBP Retina 上の ParallelsDisktop
Corei7 2.6GHz 4コア8スレッド
16GB RAM 1600MHz DDR3 ( Win 2GB)
画面 1680 x 1050
500GB SSD Windows XP
特徴的なのはCPU性能は CPU割り当てがどちらも2CPUなのであまり変わりがないが、SSDがさらに2倍以上高速なのが効いているようだ。CPUがFloat でIntegerの 17%程度まで上がってきていることが、CADとかにも有利に働いているようだ。ALLでは Windowsノートの4.4倍なので、快適そのものでしょう。
終わりに
今回は ParallelsDisktop にはCPUを2個RAMを2GBしか割り当てていないが、通常使う分には快適だったことから、やはり SSDによる読み書きのスピードアップは効果が高いことが解った。X200も時間が出来たら SSDに換装してまたベンチマークを取ってみたい。
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