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2012年8月29日 (水)

450MHz TX PowerModule & TX/RXDiode SW 回路追加

SCHEMATICS に450MHz〜 470MHzのパワーモジュールを使った 入力 0.3W 時出力35Wのパワーアンプとダイオードを使った切り替えスイッチの回路を追加しました。
送受信切り替えにダイオードスイッチを使って、回路を簡略化しています。この使用しているダイオードですが、アンテナ切り替え用に開発されたもので、UM9401 はダイオードが ONの時にパワーが通過しますので、ON抵抗が小さくかつ歪み発生が少なくてはなりません。このダイオードは耐電力が 5.5W Vfが 50mA流したときに 1Vになり、 50MHz,50W時では2倍歪みが80dBと優れています。また電圧をかけないときのOFF時の容量が 4pFと小さい点も優れています。周波数が低い場合には、よく簡易に通常の整流ダイオードをスイッチングに使う場合がありますが、この OFF時の容量が大きいので、逆バイアスをかけるような回路を使って工夫していました。もう1個の MI308は同じくRFスイッチング用で、ON時は 0.5Ω、OFF時容量が 1.6pF以下と優れていますが、送信時にダイオードがONしてGNDに接続するので L3と UM9401側の 7PFが並列共振してハイインピーダンスとなり送信部と受信部を切り離し、受信時には LPFとして動作するL3の両端のコンデンサーですが、アンテナ側は 7PFに対し、RX側のコンデンサーは 3PFと小さいのはこのダイオードの容量がある程度考量されている結果だと考えられます。このようなダイオードを使った切り替え回路は、比較的出力が小さくリレーを使っては電源電流が厳しいポータブルトランシーバーなどによく使われました。
私が社会人4年目の頃、趣味で作った自作 1W 144MHz FM ハンディトランシーバーにもこの回路を使いました。ローカルさんと数回使いましたが、マイクが本体内蔵だったのでちょっと使いにくくてお蔵入りになってしまった。
Tr_sw


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