Retina MacBook Pro のCPU
Retina MacBook Pro のCPU とは
ちょっとMACのはなしが続いてしまいますが、最近の話題なのでお許しを。
Retina MacBook Pro(以下 Retina MBP)は2種類ありまして、安いほうが184,800円でCPUは2.3GHzとあります。高い方は238,800円でCPUは2.6GHzとあります。今回はCPU は Ivy-Bridge といって、22nmルールの 3D トランジスターを使って漏れ電流が少なく、省電力な CPUだそうです。
CPUの性能比較というサイトで、CPUをチェックすると、どうやら2.3GHz MBPは Core i7-3610QM で性能スコアはP11344 だそうです。Turbo Boost 時 3.3GHz 4コア8スレッドは皆同じで、L2/256kx4,L3/6MB メモリは 2ch/DDR3-1600 HDgraphics 4000 650-1200MHz TDP 45Wとあります。
対して 2.6GHz MBPは Core i7-3720QM で性能スコアは P 12035 Turbo Boost 時 3.6GHz 他は同じで、TDP45Wも同じ。 性能はクロックに比例して計算すると、12824 ぐらいになるはずが、ちょっと少ない。熱が増えるからかなぁ。
高い方の違いは、オプションで 2.7GHzを選べること。これは Core i7-3820QM でスコアは P 13454 クロック比例で計算すると i'-3610比 2.3GHz:2.7GHzで計算すると、13317 なので、こちらのCPUのほうがちょっと上回っている。TDPは 45W のままだから、やっぱこのCPU がベストかしら..と思うが、プラス 21,400円。SSDが 256GB 対 512GB なので、高い方との差額 はSSDとCPUの差で 54,000円。ベスト CPUならば 75,400円アップの 260,200円となります。
そしてさらに問題なのが、メモリーは後で増設できないので、プラス 8MBで16GBにするにはどちらも 17,600円。安い方で我慢して、202,400 円かBESTは277,800円。うーんどうせならストレージを最大 750GBにして プラス 44,000円で、合計321,801円となりました。
やっぱり、アプリがバカ売れするとかのキセキが起きないとちょっと買えないなぁ...と
追加:ちなみに普通の MacBook Pro 15インチも同じ CPUを選択できます。4コア8スレッドなので、メモリーとHDDを最初は安く抑えて,性能重視な方は通常のMBPでもよろしいのでは?SSDの 1TBも来年ぐらいは5万円ぐらいになるとかなら、ちょっと我慢できそうではないでしょうか?
しかしながら、注意して頂きたいのは同じ MBPでも 13インチは2コアの Corei7なので、クロックスピードが2.9GHzと早くても性能は落ちます。次にきそうな Retina MBP 13インチが、4コアの Corei7ならば、それを待つのもGoodですが、熱的・バッテリーの容量からちょっと実現が難しいのではないかと思うのです。
それならば、新しい MB Air 13インチはどうでしょう?同じ corei7で2GHzとクロックスピードは落ちますが、画面解像度は同じ、グラフィックは HD4000になって結構早くなったそうです。そして決定的なのが SSDの早さ。2010年のSSDに比べて3倍以上早いそうなので、これは..ちょっと悩みが増えてしまいそうなのですね。
追加2:Geek Banch というサイトで比較されていましたので、追記します。32Bit では Normal MBP 15'が最速でしたが、64Bitでは Retina 15' が最速です。面白いのは同じCPUでも Air 11'のほうが 13'よりちょっと早い。
以前 Retina2.3GHzを3610QMと書きましたが、こちらの3615QMのようです。3610QMはパッケージがSocketG2のみで、BGA1224 がないため、BGA1224の 3615QMが採用されているようですが、スコアが結構落ちます。上記 Geek Bench 結果がユーザの集計なので、実際の使用感には合っているのではないかと思い、記載しました。 2012/7/12
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