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2012年6月11日 (月)

アナログ技術者の道のはなし

アナログ技術者の道とは
 マイナビで連載された、同名の記事ですが、最終回の

「アナログ技術は業界全体で人数/知識ともども不足気味」
....「アナログ」という言葉は「レガシー」というイメージがあるとおり、はるか100年以上前から用いられてきている電子応用技術です。そういう意味では確かに古い、枯れた技術であると言えるでしょう。
しかし現代では、その技術伝承が上手くなされておらず衰退してきており、とくに中堅から若手の技術者はその人数、技術知識がだいぶ少ないという現状があると思います。

の意見は全く同感です。
 私が電子回路技術者になった頃は、いわゆる「デジタル」「アナログ」の分野の区切りはなく、デジタルICは電子回路の一部に使われる程度で、まだ A/Dコンバーターでデジタル化という時代ではありませんでした。CDやBSデジタル放送などのデジタル機器が広がるにつれ、PLL-IC や D/Aコンバーター ICなどが専用デジタルIC が広がってくると、ICの中身を理解するのではなくブラックボックスとして「使い方のノウハウを覚える」技術になってきたのかと思われます。
 勿論デジタル技術はその後 CPU の発展と共にソフトウェアで処理する、柔軟な技術として発達してきたのですが、周辺を動かすハードウェアが高速化につれて、高速伝送や反射・位相の重要性などアナログ的解析が必要になってきたのが現在ではないでしょうか?
 昔ソフト1年アナログ10年と言われて、技術者の養成の困難さが言われましたが、逆に言えば現在は、専門的に徹底して追究すれば報われる...アナログ技術者のチャンスの時代ではないでしょうか。

Saibridge
1996年South Africa のGamma自然公園で...観光用のバスにサイが近寄ってきて危なかった..。デジタルセットトップボックス開発でちょっと時間が出来たときのご褒美で、1泊のバケーションでした。


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