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2012年3月28日 (水)

月刊誌のはなし

月刊誌とは
 トランジスタ技術とか、無線と実験とか毎月出ている雑誌ですが、

 古いことを思い出すと、トランジスタ技術は高校生の頃からとってましたが、小学生時代は「子どもの科学」、「初歩のラジオ」など、本屋さんが家まで毎月届けてくれました。当時は実体配線図がほとんどで、回路図を見れるようになったのは中学生の頃からでしょうか。アマチュア無線に興味を持ち味めた中学生から大学生まではしばらく「CQ誌」もとっていました。
 パソコン関係では、古くは「APPLEマガジン」(不定期だった)や「MAC+」などから、BNNから「MACLIFE」が刊行され、ASCIIからも 最初は「HyperLib」なるフロッピーやCD付き雑誌、そして今はたまに発行される「MAC Power」などが発行されました。PC関係では 「ASCII」・「I/O」が月刊誌で出ていました。パソコンで始めは16進ダンプのプログラムを打ち込んだり、BASICのプログラムを書いたりして当時は大変参考になりました。
 最近は情報の更新が早く、月刊では間に合わないのか、ずいぶん雑誌が淘汰されたように思います。ちょっとデザインの良い製品を載せた「RealDesign」なる2006年7月の創刊号を見つけて、気に入った月は買っていたのですが、今月号の5月号で最終号となって休刊するようです。
 かわりに最近とりはじめたのが、「AUTOCAR」でイギリスの雑誌の日本版だそうですが、20年の歴史があるそうです。2月号にプジョーの特集があったので、思わず買ってしまいました。外車のテストラン記事等比較的早く情報が載せられているようです。そしてこの本では、今月号のコラムでの以下の言葉に感心しました。「....ミニに今、必要なのは、自身のキャリアをミニの発展と完全に結びつけていけるリーダーだ。それは、有能ではあるがただ通過していくだけのBMWの経営幹部では、おそらくなさそうである。」BMWのミニ「クーパー」モデルの乱発に対する批判のようですが、日本でも本田宗一郎の後を継ぐ、SONYの革新性を継ぐ何かが出てこないのは、やはりただ通過していくだけの幹部のせいなのでしょうか?
 ただ通過していくだけの開発技術者とならないように、常に仕事に対しての取り組みに「初心に返る瞬間を持とう」と考えさせられました。


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