ICOM IC700R RF AMP & MIX 回路図追加
SCHEMATICS に ICOM IC700R の RF AMPと MIX回路を追加しました。
MK10という 2SK19と類似のFETを高周波増幅にはカスケード接続で2本使っています。1段目はソース接地、2段目はゲート接地にして発振しやすいFETの高周波特性を改善しています。HF帯の信号を多連のバリコンを使ってプリセレクタとして機能させ、手動でつまみを回すとバリコンとコイルの中のコアが移動して同調するしくみで、バンド切り替えはVCOのみで行っています。FETのゲート入力インピーダンスが比較的高いので同調回路のタップを使わず、一番電圧の高い所で接続しています。1段目のソース電圧を可変してバイアスを変えて RF GAIN調整とし、ゲートには RF AGCとして強信号時にマイナスの電圧を加えてゲインを落とすような回路です。
ミキサーはソースにローカル信号を加える方式ですが、この部分も発振を抑えるため、中和用のコンデンサー 5PFを使っています。
手の凝ったバリコンとコイルの可変機構。コイルとの配線がなにか手作りっぽくて懐かしい感じがします。茶色のプリント基板も最近見ないなぁ。
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