久しぶりのCQ誌
久しぶりにCQ誌を買いました
思い出してみると、CBトランシバー修理の仕事でスイスに行った時に、現地で日本人のエンジニアに会い「CQ誌が読みたいから送ってくれない?」と頼まれて、2〜3回郵便で送るために買ったのを最後に、ずいぶんご無沙汰でした、30年ぶりだろうか?
ハード的には
それは2012年今月号(3月号)のCQ ham radio
にちょっと気になった記事が載ってたからです。それは「トロイダルコアで自作する"FCZコイル"」の記事です。FCZコイルってのはアマチュア無線器を自作するのに使う、中に調整ネジコアが入った高周波コイルなのですが、けっこう製作記事には載ってたりしますが、地方では入手困難でしたが、ボビンだけ買って自分で巻いたり(昔は仕事でボビン使っていたのでよく作ってましたが)するのは大変なアマチュアには便利なコイルでした。もう製造中止になるそうで、その代替としてトロイダルコアに巻いてつくろう!という趣旨の話です。
T-25サイズなので、外形6.5mmφ程度なので小型ですね。材質は 1MHz〜30MHzまで使える赤コアの#2材を使います。
しかしながら、オリジナルの巻き数比ではトロイダルコアの広帯域性が裏目に出て、Qを稼ぐことが難しいようで、アンテナをつける巻き線は1〜3ターンにするのが良いそうです。実際に試して実験された記事ですから大変参考になります。ちょっとこのトランスを使って何か作りたいなぁって気になった記事でした。
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コメント
FCZコイルの記事をご覧頂きどうも有難うございます。
投稿: JA9TTT/1 加藤 | 2012年2月26日 (日) 20時37分
加藤さん、筆者直々のコメントありがとうございます。私の時代はまだトロイダルコアが一般的ではなくて、もっぱらベークボビンにネジコアの世界でしたが、確かに最近の入手性の悪さは深刻ですね。勉強するつもりでトロイダルコアのトランスに挑戦するつもりです。今後ともよろしくお願いします。
投稿: SUDOTECK | 2012年2月26日 (日) 20時49分