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HEX calc pro 1.00

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2012年2月 3日 (金)

Active Biasのはなし

Active Baiasとは
 高周波増幅用のトランジスターは周波数が高くなるにつれて、ソースのリードインダクタンスを減らすために端子が2本出ていたり、SMD半田用の端子になっていたりして、直接GNDに落とす場合が多くなります。そのような場合にはソース抵抗による電流帰還が使えないので、バイアス電圧を安定させるために注意が必要です。Activebiasまた右図に使っているATF-54143のような高周波で高IPのトランジスタは推奨電流が 60mA と多いことから、バイアスは温度等からもシビアになっています。
ハード的には
 右図の上側はドレインに33Ωを直列につけ、電流が流れすぎるとこの33Ωを通って電圧が 3Vまで落ちたラインからゲートバイアスを取っているので、電流が流れすぎると電圧が減り、バイアス電圧が減って結果電流が戻る。というフィードバック方式をとっています。しかしながらこのフィードバック量が少ないのでどうしても電流の変化が出てしまう点、ゲートバイアスを作るための分割抵抗で電流を消費してしまうなど、ポータブル用途には工夫が必要でした。
 下側の Active Bias はトランジスタ1石(Q2)を使ってフィードバックを改善した回路です。トランジスタのエミッター電圧は流れる電流に応じて22Ωでの電圧降下がありますので変化します。しかしベース電圧は電源+5Vの分圧で固定されていますので、このベース・エミッター間電圧が0.7V程度のVbeになるように合わせれば、最適な電流になるようにコレクターに必要なバイアス電圧が出力されます。コレクターとGND間には 1kΩ程度の比較的高い値の抵抗で済みますので、トータルの電流を減らすことも出来ます。
ソフト的には
 詳細な計算式はデーターシートを参考にして下さい。英文で読みにくいですが、必要なことは判りやすく書いてありますので、がんばって英文にも慣れましょうね。とかく新しいデーターシートや新製品紹介は英文資料が多くて大変ですが、新しい分野だからこそチャンスがあると思ってがんばりましょうね。

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