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2011年8月18日 (木)

455kHz AM IF AMP 回路追加

SHEMATICS に455kHz AM IF AMP 回路を追加しました。
CB トランシーバー用に開発した 455kHz AM IF AMP です。入力は 2'nd ミキサ後、 455kHzのセラミックフィルタの後からの回路です。小型化を図るために段間のIFT (トランス)を使用しないAGC付き1段増幅に2段直結アンプの構成です。この回路のミソは、増幅度が高いため段間の回り込みを防ぐために電源回路のデカップリング回路を抵抗とコンデンサーで行っている点です。特に出力段は電流を流すので電源への影響は大きく、その影響が前段に回り込まないように注意しました。検波段はマイナスに検波してお決まりの ANL回路を付けていますが、スイッチでダイオードバイアスを強めてANLOFFも出来るような回路になっています。
 AGC回路は検波信号を抵抗と1uFのコンデンサーで平滑して前段に帰還しています。信号が強くなるとマイナス電位が増えますので、前段のバイアスが浅くなり、コレクタ電流を減らして増幅度を下げています。AGCによって低域で発振などが起きないように初段のエミッターには電解コンデンサーを入れてエミッタ電位を安定させています。出力段のコレクタからコンデンサーでIF出力を分岐してFM検波用のICに供給していますが、簡略化のため省略しました。また高周波増幅段へのAGCは記載していませんが、プラス検波して、初段のトランジスターのバイアスを深くする方向でゲインを落としていますが、これは高周波初段のバイアスを減らすと混変調特性が悪化するので、別々の回路にしました。これはAGCを最初は IF段にかけて S/Nを稼ぎ、強すぎる信号になったら高周波増幅段で信号強度を落とすという AMや SSBに要求される直線性・混変調特性向上のための手段です。
Amfm
------------------- 参考図書 ------------------------------
HF SSBトランシーバ回路図集―1980年代までの各社HF機を厳選収録 (Radio classics books)


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