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2010年9月22日 (水)

ATTのはなし

ATTとは
[attenuator]で減衰器のこと、高周波では段間にいれてマッチングを良くしたり、ゲインを調整するためによく使われます。
ハード的には
Piatt 右図は π型ATT の回路で、抵抗の配置の形がπに似ているので、この名前がつけられました。
 この回路はストリップラインの途中のパターンをカットして R2 を配置し、その両側に R1 ,R3をつけて製作できるので、比較的簡単に追加できる回路です。
 最近ではこの回路が1つのチップになっている減衰器も多く作られています。
Tatt 次はT型アッテネーターで、R1,R3の直列の中央にGNDに R2が入った構成です。
 比較的小さな値の抵抗値で構成できるので減衰量を多くしたい時に便利です。
アッテネーターの役目として
1)ゲイン配分を調整するため増幅器の段間に入れておく。
2)インピーダンスマッチングのために段間に入れる。
3)各段の間に入れておくと、1つの増幅段の特性を確認する時にATTの抵抗を外してそのパターンから同軸線で信号を取り出し、特性を確認するのに便利。
 などがあります。
ここでは 2) のマッチングについて考えると、以下の様な LPFの特性が信号源のアンプのマッチングが 22Ωと低かった時のことを考えてみます。Schemalpf_2
Lpfこのグラフで、赤が回路どおり 6dBのアッテネーターを入れた特性で、緑がアッテネーターが無い時の特性です。見て判るようにインピーダンス不整合によってアッテネーターがない場合はゲインが多いですが、リップルが多く出てしまいます。
ソフト的には
アッテネーターは使い慣れると 3dBは 18Ωと 300Ωで、とか覚えてしまいますが、ちょっと調整して少なめにしたい時など、どの抵抗をどう変えたらいいか悩む時があります。iPhoneを使っているなら 小生が開発した ATT calc などはいかがでしょう?ピッカーホイールを回すだけで簡単に計算できます。


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