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2010年7月28日 (水)

dBmのはなし

dBmとは
電力を対数(dB)で表す単位で、mが付いていることから 1mW = 0dBm を基準に決められています。
ハード的には
Db_w 電力の単位なので、10xLog(x)とLog換算に10倍します。受信機などの感度を示す単位の dBµ は 1uV = 0dBµ とした電圧単位なので 20xLog(x) なので、dBmはこれらの dB感覚と違い半分になります。 dBµでレベルを2倍にするには +6dBすることですが、電力の dBmでは電力の2倍は +3dB のことになります。
 また、dBm から mW に変換するには図のように dBm値を10で割った値で 10を乗じます。例にように30dBmならば10で割って3、10の3乗は 1000なので 1000mWとなり、 1Wのことです。
 dBmはパワーアンプでは必須の単位で、良く覚えていると便利な値があります。
0dB ....... 1倍 3dB........2倍  5dB .....3倍
6dB ....... 4倍 7dB........5倍 10dB .... 10倍
-1dB ....0.8倍 -3dB...0.5倍 -6dB ...0.25倍
-10dB.....0.1倍
絶対値では
0dBm..... 1mW
+10dBm.... 10mW
+20dBm.... 100mW
+30dBm.... 1W
+40dBm.... 10W
+50dBm.... 100W
などは暗記しておくと便利ですね。
ソフト的には
dBmは 1mW を基準にした電力の単位ですが、dBµはその下の 1µWかなと思うと全く違う電圧基準の単位です。50Ωのインピーダンスでは 1mW時は220mV(rms)なので、受信機屋さんにっとって 107dBµとなりSGの出力レベル表記でなじみの深い値になってきます。また、このdBµの表記も解放電圧が標準となっていたりして実際に繋げると半分になったりしますので困りものです。最近は解放電圧を dBµEMF ( Electro Motive Force 起電力)と終端電圧をdBµPD(Potential Drop 電圧降下)と示すようになってきました。

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